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農業生産法人
有限会社角田健土農場のご紹介
角田健土農場は「健土健民」(健康な土からは、健康な人間が生まれる)という農場理念のもと、おいしいお米を追求しています。
健康な土からは、栄養バランスの取れた生きた作物が収穫できます。そして、その作物を食べる人間もまた、健康で生命力の溢れた体になります。
人間の食生活に例えると、食べ物は丸ごと全部食べた方が体に良いそうです。例えば魚なら骨も食べる事でカルシウムがとれますし、私たちが作っているお米も、本当は玄米を食べた方が体に良いのは昨今の健康ブームでご存知の方も多いと思います。
稲という植物が本来必要としているものを満たすためには、同じ植物の、「人の手が入っていない阿武隈川沿いに活き活きと生い茂っている自然の草全部丸ごと」に優るものはありません。
土壌にチッソが足りないから、化学的に抽出したチッソだけを与える、というのは自然の一部分しか見ていません。 化学肥料を土に与え続けると、土の中の微量ミネラルバランスが崩れてしまうのです。しかし、現在の大多数の農業はこのような考え方で行われているのが実情です。
私たちは、稲の成長に必要な微量な様々な成分の環境をどのようにして整えるか、という事を真剣に突き詰めていった結果、健土化にたどりつきました。
「土づくり」でつくられた良い土を使うことによって健康な稲が育ちます。
健康な稲とは、病気と害虫にも強い丈夫な稲の事です。農薬、化学肥料で育った稲は、人間に例えればひ弱な肥満児のようなものです。
一方、土づくりでできたミネラルいっぱいの土壌と、太陽の光をいっぱいもらって育った健土のお米は、自然についた抵抗力で病気にもならずに育っていきます。
健土農場では常温乾燥を行っています。
通常、お米を乾かすときには火力による熱風を使って乾燥させます。頭をドライヤーで乾かすのと同じですね。
ただ、お米も生き物ですから、熱い熱風を受けると痛み易くなったり、本来の味を若干失ってしまい、私たちが望む品質からは、少し下がってしまいます。
その為、外気と同程度の低い温度で乾燥させる、常温乾燥設備を導入し、昔行われていた天日干しと同じようにお米にとって好ましい環境を実現しました。
皆様に美味しいお米を食べていただくために・・・。
これからも健土農場は考え続けます。
お米は「たね」です。
籾殻がついたままでしたら、長期間、風味もあまり変わらないで保存することができます。
ただ、みなさんが普段食べている「白米」は、「たね」の殻をむいた状態なので風味を損なわずに長期間保存することは困難です。
その為、健土農場では、少しでもできたての美味しさを味わっていただく為に、出荷する時に精米しています。